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下野 豊和

コンサルタント

下野 豊和
下野 豊和

経歴

東京大学経済学部を卒業後、厚生労働省に入省。介護保険や労災保険等の法令改正業務、国会対応等に5年半携わる。
その後民間事業会社で指定管理者事業(公共施設の管理運営)に従事。
事業部長として本社30名、全国55施設600名のマネジメントを行う。
その中で、評価制度の重要性と、感覚ではなく再現性ある確信を持ったマネジメントの必要性を痛感し、識学に入社。

#マネジメントコンサルティング

インタビュー

仕組み化、徹底ができず苦戦した前職時代

簡単な自己紹介をお願いします。

大学を卒業してから厚生労働省に入省しました。厚生労働省では介護保険や労災保険などにおける企画法令業務を担当していました。5年ほど従事したのち、日本環境マネジメントに転職。体育館や公園などの公共施設の管理運営を事業とする指定管理者事業に従事していました。

業界、職種、期間、マネジメントしていた人数など、
これまでの自身のマネジメント業務の経歴を教えてください。

前職では、公共施設の管理・運営を行う会社に10年間勤務し、最終的には事業部長として組織を統括していました。
直属の部下としては、各エリアを統括するエリアマネージャーが6〜7名おり、その先に合計で約60の施設、約600名のスタッフが連なる組織体系でした。

識学入社以前のこれまでの自身の経歴の中で
マネジメントについて苦労した経験を教えてください。

当時は「仕組み化」「徹底」が不十分で、属人的なマネジメントに陥っていました。
特に苦労したのは、担当業界の人脈など、個人の尺度が影響しやすい業務を担当していた部下に対するマネジメントです。「この業務はこの方にしかできない」という思い込みが自分の中にあり、それをベースとしてしまったため、「辞められたら困る」ということに意識が固定してしまっていました。その結果、その部下が組織のルールに従わなかったり、反発したりしても「大目に見る」という妥協を繰り返すことになってしまいました。
感覚的に、ルールを明確にし周知する、期日設定をするなど、識学理論と合致するようなマネジメントを行っている部分はあったものの、「なぜそうするのか」や、「そうしないことによる弊害」まで自身の中で言語化されていなかったために、徹底することが出来ていなかったように思います。

識学と出会ったきっかけを教えてください。

39歳の時、キャリアの節目を感じて転職活動を始めました。当初は識学という存在を知りませんでしたが、ビズリーチを通じて連絡をもらったことがきっかけです。
識学のことは知りませんでしたが、「出来るだけ多くの人と話してみよう」と考え、面談に臨みました。

社長の「想い」の実現に向けた伴走
—意思決定に必要な情報を提示し、リスクを最小化する

なぜ識学に興味を持ち、入社することになったのか教えてください。

当時、前職での「目標達成度と給与が連動していない」という評価制度の矛盾に悩んでおり、それを改善しようと模索していました。識学の理論を聞いた際、自分が長年抱えていたマネジメントの悩みの要因が明確に言語化、整理されていくのを実感しました。
前職の評価制度が変わらなかったことも、経営者が日々悩み、意思決定をする上での判断軸や情報、あるいはトップにしか出来ないことに充てる時間が不足しているからではないか、と。
そして「識学が組織のリーダーを救う答えだ」と確信し、より多くの方に識学をお伝えしご支援したい、という強い志望へと変わりました。

これまでのコンサルタント活動の中で苦労した経験を教えてください。

当初は、識学理論の通りにやる、ということに注力し過ぎていて、クライアントの経営者が持っている「想い」が理論と相反した時、理論の側に引き戻そうというアプローチになってしまっていました。
それにより、識学が「自社に合わない」「融通が利かないもの」と感じさせてしまうことがあり、自身の不足を痛感しました。

それをどのように乗り越えたのか教えてください。

社長の想いをお聞きする際に、「事実確認」の徹底と「想定されるメリット・デメリッ トの提示」というスタンスを確立したことで、状況が好転しました。
社長が理論上は推奨していない方向での意思決定をしたい時、なぜそうしたいのかを深くヒアリングし、その選択がもたらすメリットと、識学理論に基づいたリスク(副作用)を整理してお伝えするようにしました。
「社長が決めるための材料」を揃え、あくまで想いを実現するということを前提に「リスクを最小化するために、このルールを決めましょう」と伴走するスタイルに変えたことで、自分自身も迷いがなくなり、コンサルタントとしての発言に説得力が生まれたように感じます。

これまでのマネジメント支援(トレーニング)の中で
一番印象に残ったケースを教えてください。

医療関連の製造業様の事例です。
「指示したことが守られない」「納期に余裕があると作業スピードが落ちる」といった課題があり、導入初期には一部の離職も発生しました。しかし社長が覚悟を持ってルール遵守を徹底されたことにより、組織に規律が生まれ、役割の明確化や結果管理が機能する土壌が整いました。
「技術職の成果や能力を数字で表すなど無理ではないか?」と思われていましたが、「速く正確に製品を作成できる方を評価する仕組み」をご提案し運用いただいたことで、成長速度が一気に加速したことを記憶しています。各担当者の作業進捗が可視化されるようになり、自身の成長を実感しやすくなったことがモチベーション向上にも繋がり、良い意味での競争環境が生まれました。その結果、売上・利益ともに毎年、過去最高を更新し続けておられます。
社長からも、「現場の管理工数がかからなくなったことで、新しいことに着手するなど経営者としての役割に集中できている」とお言葉をいただいています。