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栗尾 哲也

シニアコンサルタント

栗尾 哲也
栗尾 哲也

経歴

関西大学法学部卒業後、大手コンビニチェーンのFC本部に入社。
フランチャイズオーナー様の経営相談や東海エリアの直営店の統括を経験。自身がマネジメントした社員がその後に出すパフォーマンスの違いに疑問を感じつつ、その答えを求め、教育業界に転職。
マネジメントの答えが見つからない中、暗中模索しているところに識学と出会い、その論理に共感したことをきっかけに株式会社識学に入社。

インタビュー

“寄り添いマネジメント”で成果が出ず

簡単な自己紹介をお願いします。

大学卒業後、コンビニチェーンの本部に入社し、加盟店への経営コンサルティング業務を5年手掛けた後、新人が配属される直営店の東海地区統括に異動して3年勤務しました。そこで教育に関心を深め、家庭教師の仲介会社に転職し、業務委託の家庭教師と受講生をマッチングし教育計画を立てる業務に約3年携わります。その後、識学に転職しました。

業界、職種、期間、マネジメントしていた人数など、
これまでの自身のマネジメント業務の経歴を教えてください。

直営店統括の期間は、最多で80名ほどをマネジメントしていました。管轄エリアは静岡全県と愛知県の三河地区の計26店舗で、車で巡回しつつ面談したり、夜遅くまで電話でフォローしたりといった日々でした。

識学入社以前のこれまでの自身の経歴の中で
マネジメントについて苦労した経験を教えてください。

マネジメント対象の大半が入社直後の新卒および中途入社の社員で、自ら背中を見せつつ部下に寄り添い、「何でできないのか一緒に考えよう」などとモチベーションを高めようとするマネジメントをしていました。いきおい時間がかかり、常に時間に圧迫される状況となりました。そこまでやっても結果的にモチベートさせることができず退社されたり、やる気になって活躍し次のステージに行っても、私から離れたことで成果が上がらなくなってしまうといったケースが続いたのです。自分のマネジメントは部下の成長に繋がったのか、と疑問を感じました。

識学と出会ったきっかけを教えてください。

質の高い教育に関わってみたいと家庭教師の仲介会社に転じたわけですが、家庭教師の中には質の低い人がいても、業務委託として会社が直接指導するというわけにはいかない状況がありました。優秀な家庭教師は取り合いの状態で思うようなマッチングができず、この会社にも疑問を感じていたのです。そんな時に転職エージェントから識学を紹介されました。

識学理論に触れる機会が奏功

なぜ識学に興味を持ち、入社することになったのか教えてください。

コンビニ本部で手掛けた加盟店の経営指導の仕事にやりがいを感じていたのですが、直営店で新人を育成する仕事に異動となり、未練を感じていたのです。そんな気持ちがまだ残っていたことと、その後の自分自身のマネジメントへの疑問も残っていました。

そんな時にエージェントから識学を紹介され、ホームページを見たのです。そこに書かれていた「マネジメントには、正解がある。」という言葉が刺さりました。そして、安藤社長のYoutubeや「リーダーの仮面」に触れ、感銘を受けたことが入社動機となりました。

これまでのコンサルタント活動の中で苦労した経験を教えてください。

識学理論を伝えた際に、理解はしてもどこか斜に構えたり、当事者意識が低く次の行動に繋がらない経営者がいたことです。

それをどのように乗り越えたのか教えてください。

まずは実行して頂くために、最近のうまくいっていない事象を聞き、識学的に分解して「こういうふうに行動すればどうか」と示唆する方法を取りました。実際の具体策までは示さず、自ら考えてもらうようにして「それをやりましょう」と押し、行動に繋げて頂くことができました。

これまでのマネジメント支援(トレーニング)の中で
一番印象に残ったケースを教えてください。

5店舗を展開しているメガネ店を、別の講師から引き継いだケースです。オーナー社長はマスタートレーニングを受講済でしたが、専務である子息は識学に対して懐疑的で、「これ以上金をかけなくても、社長が(自分に)教えてくれればいい」といった温度差がありました。私は評価制度構築から手掛けることになったのですが、社長の意向でそのタスクに子息も加わりました。そのプロセスを経て評価制度を構築し終えた時に、子息が自ら「自分もトレーニングを受けたい」と言われたのです。

そして、実際にマスタートレーニングを受講し始めると、社長から「以前は動きが鈍いところがあったが、改善されてスピード感が出始めている」と評価されています。評価制度構築のベースとなった識学理論に触れ、その有用性に気づいて頂けたのだと思います。